高分子から金属など様々な材料の熱伝導率の評価ができます。
レーザーフラッシュ熱物性法 (LFA) の測定原理
試料の熱の伝わり方を表す物性値として、熱伝導率と熱拡散率があります。LFA法では数百μsのパルス加熱光源を試料の片面に照射して、反対面の温度上昇曲線を取得し、熱拡散率を求めます。また熱伝導率は次式から算出します。
【式】熱伝導率=比熱×密度×熱拡散率
LFA法は測定対象も広く、プラスチック・セラミックス・金属・カーボン材料ごとにJISなどで規格が整備されています。
新型LFAネッチLFA467 HyperFlashの特徴
【高分子・金属・炭素材料の測定に対応】
パルス幅 20~1200μsecを達成し様々な試料に対応でき、従来装置では測定が困難であった薄膜・高熱伝導率試料の測定も可能になりました。
【広い温度範囲に対応】
LFA測定における室温から500℃の試料温度範囲をカバーします。
【各種試料への対応】
標準サイズ (Φ6mm)、薄膜用など各種サンプルホルダーを準備しております。また必要に応じて当社では試料加工も含めて受託可能です。