リチウムイオン二次電池の電気化学特性 (電位走査、GITT法) 評価

リチウムイオン二次電池の電気化学特性を評価します

電池試作のメリット

電池の特性そのものを評価することができる電気化学測定技術は、リチウムイオン二次電池 (LIB) の研究・開発・量産・安全性評価において不可欠なツールです。日産アークではLIBの試作・評価・分析を一貫して受託しており、これらの組み合わせによって総合的なソリューションを提案します。

サイクリックボルタンメトリー

電位走査によって、電池内部の酸化還元反応を捉えます。

FECの添加に伴って1.4V付近にピークが確認され、ECの還元分解が抑えられる傾向が見られました。

GITT法

活物質内のLi拡散係数の評価が可能です。
サイクルに伴ってLi拡散係数が低下する傾向が見られました。

※GITT法: Galvanostatic Intermittent Titration Technique

インピーダンス測定

電池内部の抵抗を成分毎に分割して評価します。
サイクルに伴って、特定の成分 (R2) の抵抗が顕著に増加する様子が確認されました。

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