AFM-IR分析はご要望を反映するため立会分析で行っています
日産アークのAFM-IR分析について
AFM-IR法は赤外光吸収による試料の分子振動をカンチレバーで検出します。AFMのため形状把握能力が高く、さらに数百nm領域の化学情報も取得できます。一方、スペクトルの波数分解能・測定波数範囲・ピーク強度・感度など通常のIRスペクトルと異なる点もあります。当社では、お客様のご要望を確実に反映できる測定をするために、AFM-IRは立会分析にて受託しております。
立会分析費用
・基本料金 (1案件あたり) :110,000円
・立会測定 (1時間あたり) :110,000円
・事務手数料:12,000円
※ 試料2点で4時間が目安です。
nano-IR2 (照射型光学系) で取得可能なデータ
・微小部 (100nm~) のIRスペクトル*
・ラインスペクトル*
・単波長照射下でのケミカルイメージ**
* :コンタクトモード対応可能
**:1~5μm□、分解能20nm~、コンタクトモード
対応可能な波数範囲
・量子カスケードレーザー (QCL)
1000~1800cm-1
測定用サンプルについて
・原則として、ミクロトームで作製した薄片試料を用います。薄片を貼付けるための基板は当社からご提供いたします。
・薄片化が困難な場合は研磨面でも測定可能ですが、スペクトルの品質は低下する場合がございます。
・当社での試料調製も可能です (16.5万円~) 。
納期について
・お客様にてサンプル調製いただく場合、2~4週間 (ご予約状況により変動します)
・当社にてサンプル調製を実施する場合、4~8週間 (難易度により変動します)