解析せずに眠っているX線・中性子の回折データを蘇らせます
リートベルト解析の特徴
回折パターンには様々な情報が含まれています。格子定数、結合距離、結合角、占有率、分率座標、デバイ・ワラー因子など。これらのパラメータがリートベルト解析によって精密に求めることが可能です。
利用施設
・SPring-8
・ J-PARC
・あいちSR
・PF など
●ジルコニア中の立方晶、菱面体晶の定量
回折データを複相のリートベルト解析を行うことで各相の定量が可能です。標準物質を加えることでアモルファス相の定量もできます。
●MEM解析による電子密度分布の可視化
リートベルト解析後、最大エントロピー法 (MEM) 解析を行うことで、電子密度を算出し、結合性の議論が可能になります。
●中性子回折のリートベルト解析による燃料電池酸化物触媒Ta2O5の酸素欠損評価
活性の高い試料において、辺共有サイトに位置する酸素の占有率が低いことが明らかになりました。
●放射光回折/リートベルト解析結果を用いた第一原理計算
リートベルト解析によって得られた結晶構造をモデルとして第一原理計算を行い、状態密度と電子伝導性の関係を議論できます。
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