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活物質･電極の断面内での導電性分布を、直接評価できます
コンダクティブAFMによる導電性評価
リチウムイオン二次電池における集電箔～活物質間の導電性は、電極特性を決定づける重要な因子の1つです。日産アークでは、SPM-Glovebox統合システムを構築し、大気非暴露環境下でのミクロスケール導電性分布の評価を実施しています。
リチウムイオン二次電池正極の導電性評価例
サイクル試験前後の正極におけるミクロスケールの導電性分布を測定し、導電性の変化が電池特性に与える影響を調査しました。
・サイクル試験後の正極において出力低下が確認されました。
・電流像における導電性の低い領域 (暗い部分) の面積は、初期品＜劣化品1＜劣化品2であるため、出力低下の要因は導電性の低下に起因するものと推測しました。
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