パワーエレクトロニクス電気特性評価

電気特性評価でパワーエレクトロニクス開発を支援します。

動特性評価

日産アークでは、さまざまな機器に使用される半導体パワーモジュールの特性を使用状態に近い環境で解析できるようにするべく、電気特性の評価システムの構築を進めています。その一つである動特性試験装置は、半導体パワーモジュールに実動作を模擬したスイッチング動作をさせることにより、パワーモジュールの設計パラメータの抽出やEMI課題の洗い出しに役立ちます。

特徴
・スイッチング損失を計測し、動作時の損失を予想することができます。
・業界最低水準の試験装置内インダクタンスを達成。
・シャント抵抗法を用いることによって、従来では測定できなかった高速な電流変化を
 測定することができます。

半導体パワーモジュールのインダクタンス成分の実測

半導体パワーモジュールのスイッチング時に発生するサージ電圧を抑えるためには、パワーモジュール内部の寄生インダクタンスを低減することが重要です。日産アークでは、ネットワークアナライザを用いて寄生インダクタンスの測定を行います。
モジュールのP-N端子間を測定し、カーブフィッティングを行うことにより、33nHであることがわかりました。この値を回路シミュレーションに用いれば、より実動作に近い回路シミュレーションを行うことができます。

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