X線回折 (XRD) 法による鋼板せん断加工部の残留応力測定


X線回折法 (XRD) により、構造材や機械部品の強度に影響する残留応力を測定することが可能です。
 
【目次】
 1.残留応力の影響
 2.鋼板せん断加工部の残留応力測定
 [関連情報]

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1.残留応力の影響

圧延加工やプレス加工、鋳造や溶接、熱処理など様々な加工や処理により、引張や圧縮の残留応力が発生します。この残留応力は製品の損傷、劣化、破壊、形状精度に影響を及ぼすことが多く、残留応力の測定は重要です。

2.鋼板せん断加工部の残留応力測定

打ち抜き時の残留応力を調査するために、せん断加工部の測定を実施しました。その結果、円周方向の残留応力は引張方向の応力が増大し、500~800μm付近が最大となっていました。また、せん断応力についてはほぼ一定となっていました。
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