近年、BEV普及を目的としたコストパフォーマンスに優れたセルとしてナトリウムイオン電池 (NIB) の活躍が期待され、既に一部は市場流通が始まっています。日産アークではこれまでLIBの解体で培った経験を活かし、NIBのセル解体分析も実施しています。
市販電池を用いてサイクル試験を実施した結果、容量低下、抵抗増大といった劣化挙動が確認されました。解体すると、負極上に析出物が見られ、さらにセパレータと負極の固着も確認されました。このように、解体観察を行うことで、電気化学測定でみられた劣化挙動を具体的に把握できます。
当社では、総合的な解析結果の提供を目指し、観察という重要な役割を担う解体分析を含め、各種分析をシームレスに連携させ、貴重なサンプルから効率的に多くの情報を取得できます。
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全固体電池セルの高分解能非破壊観察
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